ギネスが認めた「世界で最も恐れを知らない動物」。
コブラに噛まれても2時間で起き上がり、そのままコブラを食べる。ライオンにも正面から挑む。
体重12kg。ラーテルに怖いものはない。
コブラに噛まれても死なない
ラーテル(ミツアナグマ)はコブラの毒に対する強い耐性を持っている。キングコブラやパフアダーに噛まれると、一時的に意識を失うことがある。だが約2時間後にケロッと起き上がり、何事もなかったかのようにコブラの残りを食べ始める。
毒への耐性メカニズムは完全には解明されていないが、ニコチン性アセチルコリン受容体の変異が関係しているとされる。

皮膚が厚すぎて、武器が通らない
ラーテルの皮膚の厚さは約6mm。体重がラーテルの50倍あるバッファローよりも厚い。
しかもこの皮膚がゆるゆるに体に付いている。噛まれても皮膚だけがズルッとずれて、本体にダメージが届かない。さらに噛まれた状態のままくるりと反転して反撃できる。
矢や槍もほぼ弾く。マチェーテ(大型刃物)ですら簡単には切れないという報告もある。
ライオンにもヒョウにも喧嘩を売る
ラーテルは自分より何倍も大きな捕食者に正面から挑むことで知られる。ライオン、ヒョウ、ハイエナ——いずれもラーテルの何倍もの体重だが、ラーテルは退かない。
急所(目や鼻)を狙って噛みつき、粘り強く抵抗する。ほとんどの捕食者は「割に合わない」と判断して去っていく。
2002年、ギネスブックは正式に「世界で最も恐れを知らない動物」に認定した。体重わずか12kgの動物が、だ。
はちみつが大好き。名前の由来もはちみつ
英名「Honey badger」の通り、はちみつが大好物。ハチの巣を見つけると、大量のミツバチに刺されながらも気にせず巣を壊して蜜を食べる。
あの厚い皮膚は、ハチの針もほぼ通さない。
まとめ:怖いものなしの12kg
毒が効かない。皮膚が厚すぎる。ライオンにも退かない。ハチに刺されても平気。
ラーテルは「恐怖」という感情を進化の過程で捨てたような動物だ。12kgの体に、地球上で最も無敵のメンタルが詰まっている。


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